コンサルティングとは簡単にわかりやすく言えば?コンサルの仕事内容も



こんにちは!


中小企業診断士でコンサルタントのことまです。

こっさんと呼んでください。



私は経営・財務コンサル会社での実務経験があり、今は中小企業診断士の個人事業主としてコンサル活動を行っています。

なので、その経験を踏まえてお話したいと思います!



あなたはコンサルタントについて、どんなイメージをお持ちですか!?

金持ちで銀座のホステスを札束で殴る人だろ?

社長にボロカス言ってお金を巻き上げる人でしょ?

コンサルタントって、そんな怖い人なんでしゅか?



。。。


まあ、色々とあると思いますが、コンサルタントって、けっこう謎に包まれた職業だと思います。


「そもそもコンサルティングって何?」

「コンサルタントの仕事ってなんだろうか?」


私もコンサルの国家資格である「中小企業診断士」資格勉強中、いまいちよく分かっていなかったので色々と調べたものです。。


でも、実際に中小企業診断士になってコンサル活動をしてみると、実はコンサルタントってすごい仕事をしているんだと知りました!


ということで、今回は

  • コンサルティングとは簡単にわかりやく言えば?
  • コンサルタントである中小企業診断士の仕事内容とは
  • 公的業務のコンサルティングとはなにか?
  • 民間業務コンサルティングとは?
  • 実際のコンサルティングスケジュール



以上のことをお話しします。

今回は中小企業診断士のコンサルタントの実際の仕事内容や裏話までお話しますので、ぜひこのまま読んでみてください!


コンサルティングとは簡単にわかりやく言えば?



コンサルティング」とは、ある分野についての豊富な知識と経験をもとに、お客さんの課題や問題点を洗い出して解決策を示し、企画立案や実行支援等を行う業務のことを言います。


まあ、簡単にわかりやすく言えば、

困っているお客さんの問題を解決する仕事

別に偉そうに言うことじゃないだろ。。

コンサルタントって、偉そうなんでしゅか?




一方でコンサルタントですが、こちらはコンサルティング業務を行う人を指し、トーマツやマッキンゼー、アクセンチュアといった大手から小規模コンサル会社、中小企業診断士も当てはまります。


そしてコンサルティングといっても、その領域はめちゃ広いんですよ!

経営はもちろんですが、経営以外にも財務やマーケティング、IT、人事組織、生産、営業等。。


その中でも業界に特化しているコンサルタントもいますね。

俺はハンサム業界に特化かな?

コンサルティングって色々あるんでしゅね。




私の場合、業務自体は事業計画作成、資金繰り支援、WEBマーケティング、営業支援、補助金申請支援まで、多岐にわたりますが、業種はアパレルやサービス業が多いです。

製造業は苦手なんですよね。。


コンサル会社時代では多くの製造業を支援させていただきましたが、経験がないことに加え、苦手意識もあり、説得力に欠けるんです。

原価計算も得意ではないですし、製造業の部門別会計で撃沈しましたから。。(笑)

無能が。。
俺みたいに優秀なハンサムコンサルタントには無縁の話だぜ!

さっきからうっせーわ、ブサイク。




そして、「コンサルティングファーム」とは、コンサルティングや支援するコンサル会社を指した言葉であり、数人のコンサルタントが所属しているような大手から小規模のファームがあります。

また、業界に特化したコンサルティングを得意とするコンサルティングファームも存在します。


なので、私も小規模ではありますが、財務・金融支援に特化した経営コンサルファームに属していました。

コンサルファームの良いところは、何と言っても「ノウハウ」です!


いきなり一人で独立してコンサルティングを行うと、自分のやり方が本当に正しいのかが分かりませんし、経験のない業種を支援するのが難しくなります。

でも、コンサルファームであれば、今まで多くの支援実績があり、様々なノウハウやフォーマットがあるんです。


しかも、優秀な人が周りに多いので、非常に勉強にもなりますし、一人で行うより圧倒的に速く成長できます!

そして、経験や知識、会社によっても異なりますが、コンサルタントは年収が高く、20代でも1,000万円を超えることもあり得るんですよ!!

1,000万か。。
まあ、ハンサムコンサルとしては悪くはないかな。

あ、はい。。




では、コンサルティングを行うのに必要な資格はあるのでしょうか!?


弁護士や税理士等は資格がないと業務を行うことができませんが、コンサルティング自体には資格は必要ありません!

なので、誰でも今日からコンサルタントを名乗ることができるんですね!

俺は今日からハンサムコンサルタントだぜ!

もう聞いている僕の方が恥ずかしいでしゅよ。。




ただ、問題なのは誰でもコンサルタントになることができるので、怪しいうさん臭いコンサルタントが少なからず存在するということです。。

なので、必ずしも資格が必要というわけではありませんが、しっかりとした専門知識や経験を持ち、お客さんの課題を的確に洗い出し、課題や問題に対して有効な解決策や戦略を練る能力は必要だと思います!


そういう意味では「中小企業診断士」の資格は有効です!

国が認めた唯一のコンサルタント資格であり、公的なコンサル仕事を行うには必要な資格になります。


中には無駄とか役に立たないと言う人もいますが、私はそうは考えていません!

コンサルティングを行うには基礎知識は必要だと考えていますし、経営やマーケティング、財務等の知識があってのコンサルタントだと思っています。


特に財務知識がなければ、決算書等の財務諸表を見ながらアドバイスできないですし、私はこの知識だけでも「中小企業診断士」を取得して良かったと思います!


では次に「コンサルタント」の実際の仕事内容をご紹介しますね!

コンサルティングには公的業務と民間業務があるのですが、両方のお話をすると共に、コンサルタントである「中小企業診断士」の仕事内容もお伝えします。


コンサルタントである中小企業診断士の仕事内容とは



中小企業診断士は、経営コンサルティングに関する唯一の国家資格ということで、実はすごい資格なんですね!


そして、中小企業診断士は中小企業の経営コンサルティングをしていることはイメージがつくと思います。


では、具体的に何をしているのか?

俺は有名大手企業しか相手にしてないから、中小なんてどうでもいいぜ!

99%の会社を敵に回したでしゅよ。。




そう、日本の99%は中小企業ですからね!


そして、中小企業診断士に独占業務(資格がないとできない業務)がないため、何をしてもいいんです!

営業支援からマーケティング、財務、生産効率、IT支援はもちろん、セミナー講師や、補助金申請代行、補助金採点、試験監督等、、

細かいものを言いだしたら、キリがないほど仕事は豊富にあります。


でも、国が認めたコンサルタントである「中小企業診断士」の主な業務とは何でしょうか?

下記表を見てください。

参照:中小企業診断協会アンケート



1位は経営指導、次に診断業務が多いですね。

そして、講演、執筆、調査等が続きます。

経営指導?
なんじゃそりゃ。




経営指導と言えば、なんか凄く偉そうな感じに聞こえますが、経営相談や助言、実行支援ですね。

結構、幅広い業務が当てはまりますが、例として商工会・会議所や中小機構等の公的機関での経営相談がイメージしやすいと思います。


でも、経営相談や実行支援ができるって、、

コンサルタントってすごくないですか!?



経営ですよ、経営!

普通のサラリーマンにそんなことができるでしょうか!?

あ、日本のサラリーマン全員を敵にしたぞ。

夜道で刺されないように気を付けるでしゅ。



。。。


別にサラリーマンを悪く言っているつもりはないですが、普通の人には無理だと思います!

しかも、コンサル会社にいけば分かるのですが、人材レベルが高い!


まあ、経営のアドバイスをミスれば会社がヤバくなることもあり得るので、当然と言えば当然なのですが。。

なので私はコンサル会社に転職した当初、仕事内容や責任の大きさにビビっていました。(笑)


そして、講演は自分の得意分野のセミナーであったり、中小企業診断士向けのものもあります。

また、自分の得意分野や補助金、中小企業診断士向け冊子、経済紙の執筆や、マーケティングやデータ調査の仕事もありますね。


コンサルタントである中小企業診断士の主な仕事内容は以上ですが、

  • 公的業務
  • 民間業務



以上の2つについて詳細をお話したいと思います!


公的業務のコンサルティングとはなにか?



先ほど、コンサルティングには「公的業務」「民間業務」があると言いました。

過去の私は、コンサル業務とは民間(会社)と仕事をするイメージだったんですね!


なので、

「公的業務って?実際にどんな仕事してるの?」

てな感じでした。



では、ここであるデータを見てみましょう!

実際に独立している中小企業診断士の公的業務と民間業務の割合を見ますと、、

参照:中小企業診断協会アンケート




上記の表では、民間業務がかなり高いとやや高いが約5割に対して、公的業務は約4割もあります。

これだけ見れば、コンサルタントである中小企業診断士は公的業務をかなりしていると言えますね。


公的業務とは、

  • 国や地方自治体の行政機関
  • 中小企業基盤整備機構、中小企業支援センター
  • ミラサポ、よろず支援、商工会議所、商工会  等



上記の公的機関( 公共のために業務を行う機関で行政機関や独立行政法人を指す) から委託されて行う業務のことを言います。

つまり公的業務とは、“税金が投入されている業務” のことなんですね。


そして、公的業務で多いのが、

  • 窓口相談
  • 専門家派遣



となるのですが、窓口相談とは、中小企業診断士が公的機関の相談窓口で、経営相談員として経営者の話を聞くという業務です。

相談内容は様々で、事業計画のことから、資金繰りや組織人事の悩み、集客等、何でもあり。


一方で、専門家派遣とは、公的機関から(信用保証協会からもある)依頼され、会社を訪問して支援を行うものですね。

専門家派遣は何らかの専門性があれば、中小企業診断士以外に依頼されることもあります。

窓口業務とか専門家派遣とか言葉の意味はよく分からんが、なんか地味っぽくて興味ねーんだけど。

まあ、たまには聞いてあげるでしゅよ。



。。。


窓口業務は何となくイメージができると思いますので、専門家派遣について次に説明します!


専門家派遣とは?実際にやってみた!



では、実際に私が行った専門家派遣の内容(コンサル会社で受注)を紹介しますね。

ただ、かなり前の話なので、少し間違っていたらごめんなさい!

  • 訪問回数は4回
  • 今回、訪問する会社は人材派遣会社
  • 信用保証協会から商工会議所経由の業務



訪問する前に、下記の資料をもらいます。

  • 簡単な会社概要
  • 貸借対照表(BS)
  • 損益計算書(PL)
  • 銀行借入金返済明細表



そして、報告書に必要な内容は、

  • 現況
  • 会社概要
  • 組織図
  • データ分析(BS、PLから分析する、キャッシュフローも。ただし直近分まで)
  • 診断結果報告( 収益性、安全性、生産性、成長性 等)
  • SWOT分析
  • 主な課題と課題解決の方法提示
  • その他、訪問日等の報告

あれ、思ったより本格的なコンサルティングだな。。
難しそう。

こっちゃんには無理っぽいでしゅね。。




訪問前に、あらかじめ、BS、PL、CF(キャッシュフロー計算書)をエクセルに入力し、3年後までのシュミレーションをします。

3年後までのは必要ありませんが、財務コンサルタントとしては作成するのが当然なので、それを持って、初回面談に挑みました!

会社の現状をヒアリングし、組織やビジネスモデルを確認。


ビジネスモデルを把握しないと具体的なアクションプランが描けないので、ここはしっかり聞きました。

といっても、人材派遣会社なので、今回の場合は特に難しいものではありませんでしたが。。


また、現状を聞きながら、SWOT分析に必要な強みや弱みを聞きます。

アクションプランにも必要ですし、ここもしっかりと聞きました!


そして、専門家派遣の報告書には必要ないですが、将来の数値計画も作成するために、

  • 売上予測、BS予測、資金繰り計画
  • 売上達成のための課題
  • 売上達成のための具体的アクションプラン



初日は上記のことを簡単にお聞きしました。

初日のヒアリングが終われば、会社に戻り聞いたことをまとめて、報告書を作成していきます。


まずは実現可能な数値目標をたて、PL(損益計算書)に入力ですね。


ここで注意したことは、固定費と変動費をしっかり分解して、売上が増加すれば何が変動するかを把握することです。

業種によって、変動費と固定費の振り分けが難しくなるのですが、今回は人材派遣会社なので、主に人件費には気をつけないといけません!


そして、連動しているBS(貸借対照表)の数値は大丈夫か?

キャッシュフロー(CF)は大丈夫か?


数値目標を達成するために、現状の課題は何かを把握し、強みを活かしたアクションプランを実行することによって、数値を達成する計画を作成しました!

すでに何を言っているのかよく分からないんだけど。。

そんなんじゃ、ハンサムコンサルタントになれないでしゅよ!

なれるか。




そして2回目の面談では、作成した報告書を社長に見てもらいながら、数値とアクションプランの詳細を詰めます。

ここでは特に、数値目標の根拠の話し合いですね!


今のままでは数値目標を達成できないので、人材を何人雇うのか、そのためには管理者が何人必要で、いつから誰がどのように動くのか。

これをアクションプランに落とし込みます。


3回目の面談も同じようなことを繰り返し、ここで完成させます。


そして、最終日に報告書を持って社長と面談し、誤字脱字チェックを含め、最終仕上げをして提出しました。


以上が、専門家派遣の流れとなります!

ちなみに、公的機関や地域によって、訪問回数や報告書内容は違いますので、これが絶対ではありません。


ただ、だいたい同じような内容だとは思います!

ほ、ほほぉ。。
こんな感じね。OK牧場。

ダメっぽいでしゅね。。




ただ、専門家派遣の問題点は、受ける企業がすべて本気で取り組むわけでないということです!

どゆこと?




専門家派遣は “信用保証協会” からの紹介が多いんですね。

そして、信用保証協会は専門家派遣事業として与えられた予算を年度内で使い切らなくてはなりません。


なので、企業をなかば強引に勧誘することがあります。

この場合、勧誘された企業も融資を受けているため、なかなか断れないですよね。。


しかも、専門家派遣は公的業務のため、企業にとっては 無料なのです!

こうなると、特に信用保証協会に頼っている、または今から頼ろうとしている会社は、お願いされれば嫌々ですが、専門家派遣を受けることになるのです。

  • 断れない事情がある
  • 専門家派遣は無料



こういった背景が、会社はやる気なし専門家派遣を生み出すんですよ。。

ふ~ん。
そんなコンサルティング仕事もあるんだな。。




悲しい現実ですが、公的業務においてはよくあることです。


公的コンサルティングの良いところは、経営者が無料で受けられることにあります。

逆を言えば、”無料であるがために、真剣でない人も多くなる” ということ。



今回の私の専門家派遣は、残念ながら、”真剣でない” ほうでした。


私の在籍していたコンサル会社は事前に、社長があまりやる気がないことを知っていたため、本来は二人で行くところを私一人で行かせました。

しかも、当時、私はそのコンサル会社に転職して間もなかったのです。


コンサル会社の新人を一人で経営者のもとに行かせることはありえません!


これが何を意味するのか?


はっきり言いますが、専門家派遣は、、


「新人コンサルタントでもできる程度の仕事」なのです!


また悪口かよ。
サラリーマンの次にコンサルタントまで敵に回したな。。

もういつどこで刺されてもおかしくないでしゅよ。




いやいや、これははっきり言っておかないと。。


無料なので、相手先は報告書のレベルが低くても文句は言いません。

特にやる気がない場合は何も言うことはありませんからね。。


また、基本的に公的業務は単価が低いです。

なので正直、コンサル会社で公的業務を受けるのは、割に合いません!


ではなぜ、会社が公的業務の仕事を受けたかといいますと、


「新人に経験を積ませるため」


これだけですね。。


もちろん新人コンサルタントの仕事とは言え、基本的な財務知識がなければ簡単な事業計画すら作成できません!

決算書も読めなければなりませんし。。


なので、新人コンサルタントである私にとって良い経験にはなりましたが、普段のコンサル会社での民間業務とはかなり差があるなと、正直思いました。

ちっ、嫌味なヤツ。。

偉そうな人をコンサルタントって言うんでしゅね。



偉そうに言っているのではなく、事実をお伝えしただけです!


でも、一応フォローしておきますが、「専門家派遣」自体は良いことだと思うんですね。

無料で経営診断やってもらえるのは経営者にはありがたいでしょうし、熱意のある経営者も多いですし。。


また、駆け出しのコンサルタントにとっても貴重な実践の場となります!

会社員ではなかなかこういった経験はできませんし、この専門家派遣がきっかけで、後々顧問契約になることもありえると共に、別の仕事につながるかもしれません。


なので、まずは実務経験を積みたい経営コンサルタントには最適な仕事だと思います!


かなり長くなりましたが、専門家派遣についての実際の感想を述べました。


では次に、民間業務の体験話をしますね!


【関連記事】コンサル中途は辛いからやめとけ?転職失敗で後悔する人の特徴


民間業務コンサルティングとは?



ここまで公的業務のコンサルティングの話をしましたが、民間業務は「公的業務以外の仕事すべて」になります!


こちらは分かりやすいですね!

つまり、法人や個人事業主と直接契約をして業務を行うことが、「民間業務」になります。

で、公的と民間とはどう違うんだよ?




基本的に、公的でも民間でも、業務内容にそこまで違いはありません。

マーケティングやIT、財務、等の相談があれば、どちらも対応はします。


ではここから、民間業務版コンサルティングとして、実際の経営相談とは何をしているのかを体験談と一緒に説明します!

いよいよ、俺の出番だな!

一生ねーわ。

僕もないと思うでしゅ。

。。。




経営相談と言っても、相談内容は多岐に渡ります。

お金のことからマーケティング、生産管理、人事、IT等、コンサルタントの専門性やコンサル会社の強みによるんですね!


ちなみに私が所属していたコンサル会社は、財務、金融支援が強い経営コンサル会社なので、お金に関する相談が多かったです。


資金繰り、資金調達、事業計画作成、創業、等の相談がほとんどで、基本的にホームページからの問い合わせか金融関係の紹介で来られます。

内容によりますが、 時間はだいたい、1時間から1時間半ぐらいで、初回の相談は無料です。



ではまず、問い合わせで来ていただいた、飲食店の話をしますね!


飲食店の資金調達案件




飲食店の相談内容は資金繰り悪化で、資金調達をしたいとのことでした。

なので、来ていただくときに、

  • 3期分の決算書
  • 銀行借入金返済明細表



以上の簡単な書類だけをお持ちいただきました。

そして、決算書を見ながら、ヒアリングをしていきます。


決算書を見ながら確認したことは、

  • 売上、利益、繰越利益剰余金推移
  • 債務超過かどうか
  • 債務償還年数(借入金を何年で返済できるか)
  • 変な借入金がないか(利息が異様に高いとか)
  • 身内からの借入はどれぐらいあるのか
  • 決算書3期分で増減が激しい部分 等

ほ、ほほぅ~。
債務償還年数ね、、OK牧場。。

OKじゃないでしゅね。。




金融機関出身以外の方だと、確かに難しいかもしれません。

ここでは難しいことは割愛しますが、まずは売上推移等の話を聞きます!


この飲食店は実際に、年々売上が減少していました。

理由は、周りの競合店の単価が低いこと、人手不足でサービスが低下していたことです。


そして、赤字が続いており、債務超過(負債総額が資産総額を上回る状態)になっていました。


正直、コンサル会社に駆け込みで来られる店や会社は、銀行に相手されずに困っているから、コンサル会社に来る場合が多いため、債務超過はめずらしくありません。


さ、債務超過ね。。
OK牧場。。

もう、降参したほうがいいでしゅよ。




確かに債務超過はよくない状況なのは間違いないですが、すぐに倒産するわけではありません!

赤字が続いていても、”現金” がある限り倒産しませんから。。

現金がなくなった時点で、ジ・エンドとなるのです!


なので、現金の流れと借入返済明細表をみて、いつまで持ちこたえらえるのかを見ていきます。


この飲食店は、債務超過にはなってますが、役員借入金(社長が会社にお金を貸している)が多いのが救いでした!


金融機関は社長からの借金は、会社のお金とみなします。

なので、この社長の借金を消せば、債務超過ではなくなりました(実質債務超過ではない)。


その後も社長と話をしましたが、特に他に怪しい部分はなさそうです!


経営相談には、銀行に断られた挙句に来る人もよく来ますが、その場合、会社だけでなく、個人でも借りまくってて、返済もできずブラックリストにのってることが多いんですね。。


こういう場合、かなり苦戦します。

まあ、銀行が嫌がっている会社ですから。。


また、税金滞納しまくり社長もいます!


でも、今回相談に来られた会社は、 銀行に断られてどうしようもなく困って来たのではなく、銀行慣れしていないため、どうしていいのか分からない状態で来られたのです。


なので、「これは、優良案件だ!!」と心の中でつぶやきました。(笑)


そして社長には、「金融機関の借金も小さくはありませんが、支払いを少し軽くさせて、売上を伸ばせば、なんとかなりそうですね。」ということをお伝えすると、安心した顔で帰られました。


その後、相談に来られた飲食店向けの提案書を作成します。


提案書には、現状と課題、解決策と費用、支援期間を記入。

そして、1週間後ぐらいに提案書を持って飲食店に訪問しました!


結果、契約が決まり、事業計画作成と資金調達支援をさせていただいたのです。

あ、コンサルタントはやめておくよ。
やっぱり今の会社が好きだから。。
残念!

超ダサい言い訳でしゅね。




もちろん、他のコンサル会社の経営相談を見たわけではありませんが、似たような感じだと思います。

違いは、コンサル会社が何を得意としているかで相談者に提案する内容が変わるだけです。

一方で、紹介の場合は少し様子が変わってきます!


しかも「紹介される相手によって」かなり状況が違ってくるんですね!

では、次に金融機関からの紹介であるリアル相談話をします!


金融機関から紹介のコンサルティング案件



前述しましたが、紹介案件は相手によって状況は変わります。


例えば、知り合いのコンサルタントや中小企業診断士、税理士等からですと、問い合わせて来た経営相談とあまり変わりません。


一方で、金融機関紹介案件は問い合わせ案件より重い内容になります!


なぜなら、金融機関からの紹介の場合は、ただ単なる紹介ではないからです。

大概はその金融機関の顧客で、経営状況が悪く、金融機関では対応が難しくて何とかしてくれ紹介なんですね。。


なので、紹介と言うより、無理やりこちらに押し付ける「助けてくれ案件」になります!

お客さんは、資金繰りにかなり切羽詰まっているので、何とか金融機関からお金を借りたい状況なんですね。

その場合は、我々コンサルタント以外では作成できないような緻密な事業計画が必要になります。


結果、金融機関でも作成できないので、我々に依頼が来るのですが、そうなると金融機関から紹介された顧客は我々を断ることが難しくなるため、こういった紹介案件はほぼ受注できます。


かなり強引な感じですが、この無理やり感のある紹介は、前述した公的業務の専門家派遣とは全く状況が違うんですね!


なんせ金融機関からの依頼は、失敗すればお金を借りることができず、最悪倒産することもあり得るのです!


また、無料の公的業務コンサルティングと違い、かなりの費用が必要になります。(当コンサル会社に支払うお金、ちなみに数百万かかることも。。)

なので、経営者の本気度というか、切羽詰まった感は全然違います!


結果、、

社長は無茶を言いますし、めちゃくちゃ文句も言ってくるんです!

あ、そう?
まあ俺には関係ないけど。

完全に他人事になったでしゅね。。




そう、お金が絡むと人は厳しくなるのです!

まあ、お金が絡むと人が変わるというより、当然ですよね。


例えば、セミナー。


無料セミナーだと、内容が悪くても、まあ無料だからって文句は言いませんよね。

まあ、無料でもたまにクレーマーはいますが。。


でも、例えば1万円ならどうでしょう?

内容がひどければ、めちゃくちゃ腹立ちますよね!

「金返せ、このやろー!」

みたいな感じで、文句言う人も多くなると思います。


私ならボコボコにして海に沈めるけど?
なんちゃって。。

マジっぽい。。

でしゅね。。



。。。


なので、大金が発生するコンサルティングに失敗は許されないのです!


話を戻しますが、金融機関から紹介されたのは「部品加工業」の会社でした。

細かく話すと非常に長くなるので、簡潔に言いますと、

  • 会社は3期連続の赤字で、当然めちゃ債務超過
  • お金が足りず、このままでは支払いができず倒産
  • しかも、税金まで滞納



こういった危機的な状況です。

初めてのヒアリングでもかなりやばい状態が分かりました。


1回目の相談では、状況だけ確認し、すぐに提案書を持って再度訪問しました。

事業計画作成資金調達、金融機関調整する内容で契約すると共に、膨大な資料の提出をお願いして帰りました。


ここで一応、経営相談の話は終わりなのですが、せっかくなので、上記の会社の相談後話もしますね!


経営がボロボロの部品加工会社支援の話



上記の会社の経営相談の続きです。

1回目の経営相談時にお願いした資料は、

  • 3期分だけでなく、5期分までの決算書
  • 借入金返済明細表 個人借入もあれば
  • 売掛金、買掛金明細3期分
  • 固定資産台帳 会社プラス個人
  • 取引先別、商品別売上データ
  • 組織一覧、従業員名簿  等



これら以外にも色々ありますが、簡略します!


ここからは、税理士にも直接聞くなりして、本当の決算書 を作成していくのです。

つまり、実態バランスシート(BS)ですね。

本当の決算書ってなんだよ?




実際の話ですが、中小企業の決算書はあまり当てになりません!


回収できない売掛金をそのままにしていたり、減価償却していなったり。。

それらを訂正して、正しい決算書にするわけですね。


しかも稀に、数字を単純に間違っていたりするので、税理士に確認することがあります!

そんなことあるのかよ。。



たま~に、あるんですよね。。

まあ、わざとじゃないでしょうが。。


そして、BS(貸借対照表)で資産でないものを消していきます。

例えば、借入金で信用保証協会の保証金は支払うべきものであって、資産ではありません。


また、その他にも資産にならないものがありますので、決算書の勘定科目内訳書の1つ1つの内容を確認し、詳細が分からないものは社長と税理士に確認していくのです!


なぜこのようなことをするのかと言うと、やろうとすればいくらでも、決算書の数値をよくすることができるからです。(粉飾することなしで)


着飾られた決算書を金融機関は、非常に嫌います!

融資をした後に、決算書がおかしいのが分かれば大問題なうえ、融資担当者の査定にも繋がりますから。。


ただ、金融機関は独自で、本当の決算書(実態BS)を作成しているので、隠しててもバレてますけどね。。


余談ですが、粉飾決算はキャッシュフロー(実際の通帳残高)を見ればバレます!

現金の流れだけはごまかしようがないですから。。


そして、事業計画に必要なものを作成していきます!

  • 会社概要
  • 組織図
  • ビジネスモデル
  • 不動産一覧表
  • 財務分析
  • 現状と課題
  • 取引先売上データ分析
  • 外部環境
  • クロスSWOT
  • 借入明細と返済シュミレーション
  • PL,BSと将来PL,BS,キャッシュフロー計算書
  • アクションプラン  等



こんな感じで、50ページほどの事業計画書を作成しました!

50ページ?
ゲロ吐きそうだな。。

コンサルタントって大変でしゅね。




もちろん、事業計画を勝手に一人で作成するのではなく、資金調達も必要なため、金融機関と調整しながら社長と何度も話し合いを行い、根拠のある計画に仕上げなければなりません!


結果、この会社は借入金返済をストップ(リスケ)することなく、新たな資金を投入すると共に、支払い期間を延ばすことで支払い負担を軽減し、とりあえずは出血を止めたのでした。

ふーん、良かったね。
どうでもいいけど。。

やっぱり他人事でしゅね。。




「いや、そう簡単にはいかんぞよ!!」


誰だよ、このチビおっさん。
なんか、めちゃムカつくんだけど。。

チビおっさんじゃなくて、子供でしゅよ。




今回の契約は、事業計画の作成と金融調整までのスポットコンサルティングであり、その後の実行支援は別です。

なので、実行支援が必要な場合は、月ごとの「顧問契約」を結ばなければなりません!


ただ、残念ながら、その会社はお金があまりないこともあり、顧問契約は結ばなかったのです。。


まあ、”のど元過ぎれば熱さ忘れる” ていう感じでしょうか。。

なので、その後、年に2回の進捗確認はしますが、実行支援はしなかったんですね。

なんだ、その後は放ったらかしかよ。
薄情なヤツだな。




「それは違うよ、ぼーや。。」


もういいって。
話が進まないだろうが。。

今回は本当のおじさんでしゅね。




その判断をしたのは、経営者なんです!


こちらは、ボランティアではなく、ビジネスなんですよね。

なので、支援したくてもできない。。


私は支援できないことが本当に残念だったのですが、こればっかりはしょうがないんです!

自分の実力が足りないから、顧問契約が取れなかったとも言えますしね。。



ちなみに、私のコンサル会社での業務内容はもちろん他にもいっぱいありますが、主に会社を再生させるための「経営改善計画」というものをよく策定してました。

経営改善計画については下記記事を参考にしてください。


【参考記事】中小企業診断士ブログ 一年かかった経営改善計画策定の巻


経営診断コンサルティングは奥が深い!



コンサル会社では経営診断も行いました。

経営診断とは、会社自体を部門ごとに分析し、現状、課題、解決策まで提示することを言います。


事業計画までは作成せず、どちらかと言えば、事業計画を作成する前にすることですね!

  • 全ての分野を(経営から財務、生産、マーケ等)一人で行う(私の場合ですが)
  • 多くの従業員にヒアリングを行う
  • 膨大な資料をもらうこと
  • 各部門の課題や問題点、解決策を提示する
  • 3カ月ぐらいかけて行う
  • 150ページ超の資料作成
  • 深く深く分析して、提案することが必要



内容はこんな感じですが、とにかく大変だったですね。。


経営診断だけではスポットコンサルティングになってしまうので、いかにその後の顧問契約に繋げられるのかが問われます!

なので、我々の実力を見せつけることに加え、我々の支援が必要であることを分かってもらわねばなりません。


ただ、大変ではありますが、これぞ経営コンサルティング!という内容なので私はおススメの仕事です!



コンサルタントは大変な仕事も多いですが、その分やりがいも多く、会社には必要な存在だと思います。

あなたも是非コンサルタントになって、多くの会社を救ってくださいね!


コンサル会社に転職する際の注意点



ただ、今からあらゆるコンサル会社を視野に転職活動をするのであれば、応募書類は当然ですが、コンサル会社面接対策が必要です!


私は何社も面接を受け経験済みですが、普通の会社とはかなり違うと思います。

ある会社ではクイズ形式の問題を出したり、めちゃ難しい筆記試験を受けさせたり、特殊なのが多いんですね。


ただ、共通しているのは「論理性」を求めてくることです。

まあ、コンサル仕事には論理性が重要なので当然と言えば当然ですが。。


なので、コンサル会社に強い「転職エージェント」を選び、一緒に転職活動をするぐらいでないと難しいコンサル会社に受かるのは至難の業だと実感しています。

応募書類の書き方は重要ですし、コンサル会社向けのものが必要ですから。



JACリクルートメント」は私も実際にお世話になったこともあり、おすすめの転職エージェントです。

実際、応募書類の書き方は凄いですし、面接対策もかなり参考になりました。


JACリクルートメントの良いところは、コンサル会社に強いことに加え、その他のハイクラス案件にも強いところですね!


なので、仮に難関なコンサル会社に転職できない場合でも、コンサル的な仕事である経営企画やマーケティング仕事にも可能性が広がります。

実際に自分が向いている、合っている仕事がコンサル会社でないこともありますから。。


もちろん他の転職エージェントも併用すべきですが、とりあえず JACリクルートメントは抑えておいてください。


JACリクルートメントで年収アップのハイキャリア案件に転職できる理由


実際のコンサルティングスケジュール



では、最後に私のコンサル会社時代の一日のスケジュールを公開しましょう!


【スケジュール】

9:00  
・業務スタート スケジュールの確認
・経営改善計画書の作成、銀行との電話でのやり取り
・他の会社の経営診断資料作成のため、従業員に電話で確認する

11:00 
・昼から顧問先訪問のため、資料作成(BL,PL,CS、売上分析表)

13:00 
・顧問先訪問

15:00 
・新しい訪問先や様々な会社案件で必要な書類を揃えるための電話
・経営改善計画書作成のため、税理士や社長、銀行に電話
・経営診断報告書作成

18:00 
・同僚とペアで支援している、重い案件の打ち合わせ

19:00 
・会社が静かになるので、ここから気合を入れて、経営改善計画書の数値計画を作成しまくる

23:30 
・会社を出る 


【案件数(常時の平均)】

  • 経営改善計画書:8件
  • 事業計画書:2件
  • モニタリング報告書作成:5件
  • 資金調達案件:1件
  • 顧問先:4件
  • 経営診断先:1件
  • 執筆(会社メルマガ等):1件



上記の全てが急ぎの案件ではありませんが、急いでやらないとだめなものがやっと仕上がると、猶予があった案件が急ぎ案件になっています。


しかも、集中してやろうとしている計画書作成の合間に、他の案件の資料申請や、電話でのやり取りが多すぎて、計画書作成は通常時間中にはあまり進みません!

なので、夜に集中してやる感じですね。。


この繰り返しで、ずっと追われまくってる状態でした!


しかも、お金が絡んでるので、失敗すると会社が傾く可能性のあるものが多かったため、雑に早く仕上げるわけにはいきません。

結果、毎日ほぼ終電帰りでした。。

今の会社に引き留められている俺が、コンサルタントになれず本当に残念だな。。

嘘つけ。
無能でリストラ候補のくせに。

嘘の言い訳で完全に逃げたでしゅ。




まあ、どこのコンサル会社も似たようなもんだと思います!


確かに私もコンサル会社では大変でしたが、その分、実務経験が多くて成長が早くスキルアップできますし、何よりコンサルティングノウハウや基礎的な実力が身に付くんです!


なので、私はコンサルタントとしていきなり独立するよりも、コンサル会社に転職して経験を積んでから、独立したほうがいいと思います!

また独立せず、コンサル以外の会社に戻っても様々なニーズがありますから。。


【コンサル転職ブログ】中小企業のメーカー営業から財務コンサルになった話


【特徴と強み】JACリクルートメントでキャリアアップ転職できる理由


最後に




今回は「コンサルティングとは簡単にわかりやすく言えば?コンサルの仕事内容も」ということで、

  • コンサルティングとは簡単にわかりやく言えば?
  • コンサルタントである中小企業診断士の仕事内容とは
  • 公的業務のコンサルティングとはなにか?
  • 民間業務コンサルティングとは?
  • 実際のコンサルティングスケジュール



以上を説明し、体験業務として、

  • 公的業務の専門家派遣
  • 民間業務の経営相談
  • 民間業務の経営相談後の仕事
  • 民間業務の経営診断



こちらを具体的に解説しました。


今回は体験談をふんだんに入れたので長くなりましたが、何となくイメージしてもらえたのではないかと思います。


ただ、公的業務が軽い扱いに感じられたかもしれませんが、決してバカにしているわけではありません。

無料での対応では素晴らしい部類に入りますし、今回は民間業務との違いを鮮明にしたかっただけです!


でも、民間業務は無料ではないため、かなりシビアです。

正直に言うと、公的業務で苦戦しているようでは、民間業務は契約はできても、契約更新することは難しいと思います。


なので、まずは公的業務で経営全般知識の取得と実践経験を積み、自分の強みを活かして民間業務を取って、さらに経験を積むのが良いと思います!


これは、公的業務を経験することなく、いきなり厳しいバリバリの民間業務からスタートし、死にそうになった私からの経験です。。


挙句、辞めましたしね。。

なので、亡き私に代わって頑張っていただきたいと願ってます。(笑)



ただ、公的業務は「中小企業診断士」の方が仕事を取りやすいですし、「中小企業診断士」は役に立つ資格なので取得することをおススメします!


以上となりますが、今回の記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです!


コンサルについていけない、向いていない人の特徴!コンサルきついは本当か?



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