こんにちは!
中小企業診断士でネガティブコンサルタントのことまです。
こっさんと呼んでください。
私は経営・財務コンサル会社での実務経験があり、今は中小企業診断士の個人事業主としてコンサル活動を行っています。
なので、その経験を踏まえてお話したいと思います!
あなたはコンサルタントについて、どんなイメージをお持ちですか!?
お金持ちで遊び人。
金で何でも解決できる人でしょ?
コンサルタントって、凄い人でしゅね。。
。。。
まあ、色々とあると思いますが、コンサルタントって、けっこう謎に包まれた職業だと思います。
なので、、
実はコンサルの仕事ってつまらない?
激務でうつになるんじゃね?
という噂が気になると思います!
まあ、お金持ちになれるなら、つまらなくてもいいけど。
大金が手に入るのなら、他人を陥れるのも仕方ないわ。
コンサルタントって、怖い仕事でしゅね。。
。。。
では、実際はどうなのか!?
ということで、今回は
- コンサルの仕事はつまらない?
- コンサルの実際の仕事内容
- コンサルは激務でうつ病になるのは本当か
以上のことをお話します!
今回は中小企業診断士のコンサルタントの実際の仕事内容や裏話までお話しますので、ぜひこのまま読んでみてください!
コンサルの仕事はつまらない?
よく “コンサルはつまらない” と言われる理由は色々とありますが、一番の理由は、リサーチや書類作成等の事務作業が多いことだと思います。
つまり、
思ったより仕事が地味だということですね!
でも、お金持ちになれるんだろ?
大金が手に入るのなら、多少の犯罪も仕方ないわ。
それはダメだと思うでしゅ。
特にコンサル1年目であれば知識や経験も足りないので、上司や先輩の資料作成手伝い、Excelでの集計やデータ集め・分析、会議資料の準備、議事録作成、等。
資料、資料、リサーチ、資料、リサーチ、データ集め、資料作成。。
自分自身が描いていた華やかなコンサルティング業界のイメージとは違う。。
地味で作業が多いしつまらない。。
でも、、
それって、別にコンサル業界だけの話ではないですよね?
新人であれば、仕事が地味なのは普通じゃないですか!?
最初からクリエイティブな仕事ができる人って経験者でない限り無理だと思います!
コンサルじゃなく、企画の仕事にしても、最初は書類作成やデータを集めたりして企画の知識や経験を積むことは必要です。
営業でも、最初は商品知識や会社、工場の生産背景を覚えることや、企画書作成を手伝うことで作成方法を覚えるといった地味な作業は必要になります!
なので、コンサル業界がつまらないのではなく、入社当初はどの業界においてもつまらない仕事は多いということなんですね!
いや、つまらない仕事ではなく、必要な仕事であり、つまらないと思うかどうかはその人次第ということになります!!
私もコンサル会社に転職した当初は資料作成のお手伝いをよくしていました。
Excelに決算書や売上データの入力、不動産資料の入力、減価償却計算、外部環境データ集め等、資料作成補助が多かったです。
他から見れば、確かに地味でつまらない仕事かもしれません。
でも、コンサル業界未経験の私にとっては覚えなければならない仕事であり、書類作成を通じてコンサルタントとして必要な知識を得ている感覚だったので、つまらないと思ったことはありませんでした。
まあ、書類作成もできない人がコンサルなんてできるわけがありませんし。。
逆に、コンサルタントになりたかった私にとっては資料作成だろうが、コンサル仕事をできることが嬉しかったですから。
おめぇみたいな地味なヤツは地味仕事でもしとけ!
優秀な俺には地味なことが似合わない。
確かに、こっちゃんの顔は地味じゃないでしゅね。
でも、補佐時代から一人で仕事を完結できるようになった時は嬉しかったです!
その分、仕事自体の難易度が上がり、責任もかなり重くなりましたが。。
なので、コンサル仕事が地味でつまらないと思っている人は、スキルアップして補佐からコンサルタントとして仕事ができるようになれば、面白いと感じると思いますよ!
そして、コンサル仕事がつまらないと言われるもう一つの理由に、コンサルタント自身が実行者にはなれないということが挙げられます。
コンサル仕事は、
- クライアントが意思決定するための経営診断や企画書
- クライアントのための事業計画書や数値計画
- クライアントが実行するためのアクションプラン
上記の内容がほとんどなんですね。
中には実行支援まで行うコンサル仕事もありますが、あくまで支援であって実行をするのはクライアントの従業員です。
なので、進捗状況を打ち合わせや会議で話し合うことはありますが、現場にいるわけではありません。
しかも、契約が終われば後は知らんぷりですから、確かにつまらないとか虚しさを感じることもあるかもしれませんね。。
実際に私も大きなプロジェクトに関わったとき、従業員と一緒に計画を実行していましたが、計画が終了したときに少し虚しさを感じたことはありました。
ただ、これは “つまらない” とは少し違うと思います!
ようは向き不向きなだけです!
現場に関わることが好き、向いている人もいれば、現場ではなく管理職みたいな感じで計画、指示することが向いている人もいる。
ただそれだけです!
なので、”コンサル仕事はつまらない” のではなく、好きか嫌い、向いている向いていないだけの話なんですね!
書類作成だけでなく、営業に関しても一緒のことが言えます。
営業に向いていない人や成績が上がらない人からすれば、”営業仕事はつまらない” になりますし、向いている人からすれば “営業仕事は面白い、やりがいがある” となるわけです。
私は向いているとは思わなかったので、コンサル会社は辞めましたが、個人でコンサル活動は行っています。
なので、ネットや世間の噂は気にせずに、コンサルタントになりたいのであれば、是非とも一度飛び込んで欲しいと私は思っています!
お金持ちになれるんだろ?
なら何でもいいけど。
お金持ちになれるのなら、こっちゃんも抹殺するけど?
まだ言ってるでしゅ。
。。。
コンサルの実際の仕事内容
では、ここから実際のコンサル仕事内容についてお話します!
コンサル仕事には主に「公的業務」と「民間業務」があります。
「公的業務」とは国が絡む税金が投入された業務で、法人や個人事業主と直接契約をして業務を行うことが、「民間業務」になります。
コンサル会社ではほぼ、民間の会社からの依頼仕事となるので「民間業務」の話をしますね!
で、実際どういう仕事なんだよ?
仕事内容はコンサル会社によって変わってきます!
マーケティングやIT、財務等、強みによって業務内容は違うのですが、参考として私が所属していた仕事内容をお伝えしますね!
会社によって多少内容は違えど、まったく違うことはないと思うので参考にはなると思います。
では、まず実際の経営相談とは何をしているのかを私の体験談と一緒に説明します!
いよいよ、俺の出番だな!
一生ねーわ。
僕もないと思うでしゅ。
経営相談と言っても、相談内容は多岐に渡ります。
前述しましたが、お金のことからマーケティング、生産管理、人事、IT等、コンサルタントの専門性やコンサル会社の強みによるんですね!
ちなみに私が所属していたコンサル会社は、財務、金融支援が強い経営コンサル会社なので、お金に関する相談が多かったです。
資金繰り、資金調達、事業計画作成、創業、等の相談がほとんどで、基本的にホームページからの問い合わせか金融関係の紹介で来られます。
内容によりますが、 時間はだいたい、1時間から1時間半ぐらいで、初回の相談は無料です。
ではまず、問い合わせで来ていただいた、飲食店の話をしますね!
飲食店の資金調達案件
飲食店の相談内容は資金繰り悪化で、資金調達をしたいとのことでした。
なので、来ていただくときに、
- 3期分の決算書
- 銀行借入金返済明細表
以上の簡単な書類だけをお持ちいただきました。
そして、決算書を見ながら、ヒアリングをしていきます。
決算書を見ながら確認したことは、
- 売上、利益、繰越利益剰余金推移
- 債務超過かどうか
- 債務償還年数(借入金を何年で返済できるか)
- 変な借入金がないか(利息が異様に高いとか)
- 身内からの借入はどれぐらいあるのか
- 決算書3期分で増減が激しい部分 等
ほ、ほほぅ~。
債務償還年数ね、、OK牧場。。
OKじゃないでしゅね。。
金融機関出身以外の方だと、確かに難しいかもしれません。
ここでは難しいことは割愛しますが、まずは売上推移等の話を聞きます!
この飲食店は実際に、年々売上が減少していました。
理由は、周りの競合店の単価が低いこと、人手不足でサービスが低下していたことです。
そして、赤字が続いており、債務超過(負債総額が資産総額を上回る状態)になっていました。
正直、コンサル会社に駆け込みで来られる店や会社は、銀行に相手されずに困っているから、コンサル会社に来る場合が多いため、債務超過はめずらしくありません。
さ、債務超過ね。。
OK牧場。。
もう、降参したほうがいいでしゅよ。
確かに債務超過はよくない状況なのは間違いないですが、すぐに倒産するわけではありません!
赤字が続いていても、”現金” がある限り倒産しませんから。。
現金がなくなった時点で、ジ・エンドとなるのです!
なので、現金の流れと借入返済明細表をみて、いつまで持ちこたえらえるのかを見ていきます。
この飲食店は、債務超過にはなってますが、役員借入金(社長が会社にお金を貸している)が多いのが救いでした!
金融機関は社長からの借金は、会社のお金とみなします。
なので、この社長の借金を消せば、債務超過ではなくなりました(実質債務超過ではない)。
その後も社長と話をしましたが、特に他に怪しい部分はなさそうです!
経営相談には、銀行に断られた挙句に来る人もよく来ますが、その場合、会社だけでなく、個人でも借りまくってて、返済もできずブラックリストにのってることが多いんですね。。
こういう場合、かなり苦戦します。
まあ、銀行が嫌がっている会社ですから。。
また、税金滞納しまくり社長もいます!
でも、今回相談に来られた会社は、 銀行に断られてどうしようもなく困って来たのではなく、銀行慣れしていないため、どうしていいのか分からない状態で来られたのです。
なので、「これは、優良案件だ!!」と心の中でつぶやきました。(笑)
そして社長には、「金融機関の借金も小さくはありませんが、支払いを少し軽くさせて、売上を伸ばせば、なんとかなりそうですね。」ということをお伝えすると、安心した顔で帰られました。
その後、相談に来られた飲食店向けの提案書を作成します。
提案書には、現状と課題、解決策と費用、支援期間を記入。
そして、1週間後ぐらいに提案書を持って飲食店に訪問しました!
結果、契約が決まり、事業計画作成と資金調達支援をさせていただいたのです。
あ、コンサルタントはやめておくよ。
やっぱり今の会社が好きだから。。
残念!
超ダサい言い訳でしゅね。
もちろん、他のコンサル会社の経営相談を見たわけではありませんが、似たような感じだと思います。
違いは、コンサル会社が何を得意としているかで相談者に提案する内容が変わるだけです。
一方で、紹介の場合は少し様子が変わってきます!
しかも「紹介される相手によって」かなり状況が違ってくるんですね!
では、次に金融機関からの紹介であるリアル相談話をします!
金融機関から紹介のコンサルティング案件
前述しましたが、紹介案件は相手によって状況は変わります。
例えば、知り合いのコンサルタントや中小企業診断士、税理士等からですと、問い合わせて来た経営相談とあまり変わりません。
一方で、金融機関紹介案件は問い合わせ案件より重い内容になります!
なぜなら、金融機関からの紹介の場合は、ただ単なる紹介ではないからです。
大概はその金融機関の顧客で、経営状況が悪く、金融機関では対応が難しくて何とかしてくれ紹介なんですね。。
なので、紹介と言うより、無理やりこちらに押し付ける「助けてくれ案件」になります!
お客さんは、資金繰りにかなり切羽詰まっているので、何とか金融機関からお金を借りたい状況なんですね。
その場合は、我々コンサルタント以外では作成できないような緻密な事業計画が必要になります。
結果、金融機関でも作成できないので、我々に依頼が来るのですが、そうなると金融機関から紹介された顧客は我々を断ることが難しくなるため、こういった紹介案件はほぼ受注できます。
でも、金融機関からの依頼は、失敗すればお金を借りることができず、最悪倒産することもあり得るのです!
なので、かなりの費用が必要になりますし(当コンサル会社に支払うお金、ちなみに数百万かかることも。。)、経営者の本気度というか、切羽詰まった感は全然違います!
結果、、
社長は無茶を言いますし、めちゃくちゃ文句も言ってくるんです!
あ、そう?
まあ俺には関係ないけど。
完全に他人事になったでしゅね。。
そう、お金が絡むと人は厳しくなるのです!
まあ、お金が絡むと人が変わるというより、当然ですよね。
例えば、セミナー。
無料セミナーだと、内容が悪くても、まあ無料だからって文句は言いませんよね。
まあ、無料でもたまにクレーマーはいますが。。
でも、例えば1万円ならどうでしょう?
内容がひどければ、めちゃくちゃ腹立ちますよね!
「金返せ、このやろー!」
みたいな感じで、文句言う人も多くなると思います。
私ならボコボコにして海に沈めるけど?
なんちゃって。。
マジっぽい。。
でしゅね。。
。。。
なので、大金が発生するコンサルティングに失敗は許されないのです!
話を戻しますが、金融機関から紹介されたのは「部品加工業」の会社でした。
細かく話すと非常に長くなるので、簡潔に言いますと、
- 会社は3期連続の赤字で、当然めちゃ債務超過
- お金が足りず、このままでは支払いができず倒産
- しかも、税金まで滞納
こういった危機的な状況です。
初めてのヒアリングでもかなりやばい状態が分かりました。
1回目の相談では、状況だけ確認し、すぐに提案書を持って再度訪問しました。
事業計画作成と資金調達、金融機関調整する内容で契約すると共に、膨大な資料の提出をお願いして帰りました。
ここで一応、経営相談の話は終わりなのですが、せっかくなので、上記の会社の相談後話もしますね!
経営がボロボロの部品加工会社支援の話
上記の会社の経営相談の続きです。
1回目の経営相談時にお願いした資料は、
- 3期分だけでなく、5期分までの決算書
- 借入金返済明細表 個人借入もあれば
- 売掛金、買掛金明細3期分
- 固定資産台帳 会社プラス個人
- 取引先別、商品別売上データ
- 組織一覧、従業員名簿 等
これら以外にも色々ありますが、簡略します!
ここからは、税理士にも直接聞くなりして、“本当の決算書“ を作成していくのです。
つまり、実態バランスシート(BS)ですね。
本当の決算書ってなんだよ?
実際の話ですが、中小企業の決算書はあまり当てになりません!
回収できない売掛金をそのままにしていたり、減価償却していなったり。。
それらを訂正して、正しい決算書にするわけですね。
しかも稀に、数字を単純に間違っていたりするので、税理士に確認することがあります!
そんなことあるのかよ。。
たまにあるんですよね。。
まあ、わざとじゃないでしょうが。。
そして、BS(貸借対照表)で資産でないものを消していきます。
例えば、借入金で信用保証協会の保証金は支払うべきものであって、資産ではありません。
また、その他にも資産にならないものがありますので、決算書の勘定科目内訳書の1つ1つの内容を確認し、詳細が分からないものは社長と税理士に確認していくのです!
なぜこのようなことをするのかと言うと、やろうとすればいくらでも、決算書の数値をよくすることができるからです。(粉飾することなしで)
着飾られた決算書を金融機関は、非常に嫌います!
融資をした後に、決算書がおかしいのが分かれば大問題なうえ、融資担当者の査定にも繋がりますから。。
ただ、金融機関は独自で、本当の決算書(実態BS)を作成しているので、隠しててもバレてますけどね。。
余談ですが、粉飾決算はキャッシュフロー(実際の通帳残高)を見ればバレます!
現金の流れだけはごまかしようがないですから。。
そして、事業計画に必要なものを作成していきます!
- 会社概要
- 組織図
- ビジネスモデル
- 不動産一覧表
- 財務分析
- 現状と課題
- 取引先売上データ分析
- 外部環境
- クロスSWOT
- 借入明細と返済シュミレーション
- PL,BSと将来PL,BS,キャッシュフロー計算書
- アクションプラン 等
こんな感じで、50ページほどの事業計画書を作成しました!
50ページ?
ゲロ吐きそうだな。。
コンサルタントって大変でしゅね。
もちろん、事業計画を勝手に一人で作成するのではなく、資金調達も必要なため、金融機関と調整しながら社長と何度も話し合いを行い、根拠のある計画に仕上げなければなりません!
結果、この会社は借入金返済をストップ(リスケ)することなく、新たな資金を投入すると共に、支払い期間を延ばすことで支払い負担を軽減し、とりあえずは出血を止めたのでした。
ふーん、良かったね。
どうでもいいけど。。
やっぱり他人事でしゅね。。
今回の契約は、事業計画の作成と金融調整までのスポットコンサルティングであり、その後の実行支援は別です。
なので、実行支援が必要な場合は、月ごとの「顧問契約」を結ばなければなりません!
ただ、残念ながら、その会社はお金があまりないこともあり、顧問契約は結ばなかったのです。。
まあ、”のど元過ぎれば熱さ忘れる” ていう感じでしょうか。。
なので、その後、年に2回の進捗確認はしますが、実行支援はしなかったんですね。
なんだ、その後は放ったらかしかよ。
薄情なヤツだな。
金の切れ目が縁の切れ目でしゅね。
違います!
その判断をしたのは、経営者なんです!!
こちらは、ボランティアではなく、ビジネスなんですよね。
なので、支援したくてもできない。。
私は支援できないことが本当に残念だったのですが、こればっかりはしょうがないんです!
自分の実力が足りないから、顧問契約が取れなかったとも言えますしね。。
経営診断コンサルティングは奥が深い!
コンサル会社では経営診断も行いました。
経営診断とは、会社自体を部門ごとに分析し、現状、課題、解決策まで提示することを言います。
事業計画までは作成せず、どちらかと言えば、事業計画を作成する前にすることですね!
- 全ての分野を(経営から財務、生産、マーケ等)一人で行う(私の場合ですが)
- 多くの従業員にヒアリングを行う
- 膨大な資料をもらうこと
- 各部門の課題や問題点、解決策を提示する
- 3カ月ぐらいかけて行う
- 150ページ超の資料作成
- 深く深く分析して、提案することが必要
内容はこんな感じですが、とにかく大変だったですね。。
経営診断だけではスポットコンサルティングになってしまうので、いかにその後の顧問契約に繋げられるのかが問われます!
なので、我々の実力を見せつけることに加え、我々の支援が必要であることを分かってもらわねばなりません。
ただ、大変ではありますが、これぞ経営コンサルティング!という内容なので面白いと思いますよ!
いかがでしょう!?
コンサル仕事はつまらないと感じたでしょうか?
確かにコンサルタントの見習い中は地味な作業も多く学ぶことが多く、大変な仕事も多いです。
その分、経験を積んでクライアントと対等に話せるコンサルタントになれば、やりがいも多く、自分が必要な存在だと感じると思います!
なので、あなたも是非コンサルタントになって、多くの会社を救ってくださいね!
コンサル会社に転職する際の注意点
ただ、今からあらゆるコンサル会社を視野に転職活動をするのであれば、応募書類は当然ですが、コンサル会社面接対策が必要です!
私は何社も面接を受け経験済みですが、普通の会社とはかなり違うと思います。
ある会社ではクイズ形式の問題を出したり、めちゃ難しい筆記試験を受けさせたり、特殊なのが多いんですね。
ただ、共通しているのは「論理性」を求めてくることです。
まあ、コンサル仕事には論理性が重要なので当然と言えば当然ですが。。
なので、コンサル会社に強い「転職エージェント」を選び、一緒に転職活動をするぐらいでないと難しいコンサル会社に受かるのは至難の業だと実感しています。
応募書類の書き方は重要ですし、コンサル会社向けのものが必要ですから。
「JACリクルートメント」は私も実際にお世話になったこともあり、おすすめの転職エージェントです。
実際、応募書類の書き方は凄いですし、面接対策もかなり参考になりました。
JACリクルートメントの良いところは、コンサル会社に強いことに加え、その他のハイクラス案件にも強いところですね!
なので、仮に難関なコンサル会社に転職できない場合でも、コンサル的な仕事である経営企画やマーケティング仕事にも可能性が広がります。
実際に自分が向いている、合っている仕事がコンサル会社でないこともありますから。。
もちろん他の転職エージェントも併用すべきですが、とりあえず JACリクルートメントは抑えておいてください。
➡ JACリクルートメントで年収アップのハイキャリア案件に転職できる理由
コンサルは激務でうつ病になるのは本当か
では、コンサルは激務でうつ病になるのは本当なのか?についてお話します!
まずは、私のコンサル会社時代の一日のスケジュールを見てください。
【スケジュール】
9:00
・業務スタート スケジュールの確認
・経営改善計画書の作成、銀行との電話でのやり取り
・他の会社の経営診断資料作成のため、従業員に電話で確認する
11:00
・昼から顧問先訪問のため、資料作成(BL,PL,CS、売上分析表)
13:00
・顧問先訪問
15:00
・新しい訪問先や様々な会社案件で必要な書類を揃えるための電話
・経営改善計画書作成のため、税理士や社長、銀行に電話
・経営診断報告書作成
18:00
・同僚とペアで支援している、重い案件の打ち合わせ
19:00
・会社が静かになるので、ここから気合を入れて、経営改善計画書の数値計画を作成しまくる
23:30
・会社を出る
【案件数(常時の平均)】
- 経営改善計画書:8件
- 事業計画書:2件
- モニタリング報告書作成:5件
- 資金調達案件:1件
- 顧問先:4件
- 経営診断先:1件
- 執筆(会社メルマガ等):1件
上記の全てが急ぎの案件ではありませんが、急いでやらないとだめなものがやっと仕上がると、猶予があった案件が急ぎ案件になっています。
しかも、集中してやろうとしている計画書作成の合間に、他の案件の資料申請や、電話でのやり取りが多すぎて、計画書作成は通常時間中にはあまり進みません!
なので、夜に集中してやる感じですね。。
この繰り返しで、ずっと追われまくってる状態でした!
しかも、お金が絡んでるので、失敗すると会社が傾く可能性のあるものが多かったため、雑に早く仕上げるわけにはいきません。
結果、毎日ほぼ終電帰りでした。。
今の会社に引き留められている俺が、コンサルタントになれず本当に残念だな。。
嘘つけ。
無能でリストラ候補のくせに。
嘘の言い訳で完全に逃げたでしゅ。
まあ、どこのコンサル会社も似たようなもんだと思います!
なので、コンサル会社は激務だというのは本当だと私は言いたいですね。
ただ、私の場合、補佐の仕事が多いうちは激務ではなかったのですが、補佐時代が終わった時は仕事量が倍以上増えて激務となりました。
結果、仕事量過多に私の能力が付いていけず精神的に病んで、2年で辞めることになったのです。
なので、私みたいに仕事量に対して能力が足りない場合や精神的に弱いと「うつ」になる可能性はあると思います!
私は辞めてしまいましたが、それでもコンサル会社で仕事ができて良かったと感じているんですね。
確かにコンサル会社の仕事は大変でしたが、その分、実務経験が多くて成長が早くスキルアップできますし、何よりコンサルティングノウハウや基礎的な実力が身に付くんです!
私はコンサルタントとしていきなり独立するよりも、コンサル会社に転職して経験を積んでから、独立したほうがいいと思います!
また独立せず、コンサル以外の会社に戻っても役に立つスキルが多く身に付きます。
実際に私は現在、個人のコンサルタントとして活動できるのは、コンサル会社に転職して書類作成をしたり実務経験を積んだおかげですから。
なので、私はコンサル会社で仕事をすることをおススメしますよ!
➡【コンサル転職ブログ】中小企業のメーカー営業から財務コンサルになった話
➡【特徴と強み】JACリクルートメントでキャリアアップ転職できる理由
最後に
今回は「【現役が語る】コンサルの仕事はつまらない?激務でうつ病になるのは本当か」ということで、
- コンサルの仕事はつまらない?
- コンサルの実際の仕事内容
- コンサルは激務でうつ病になるのは本当か
以上を説明し、体験業務として、
- 経営相談
- 経営相談後の仕事
- 経営診断やスケジュール
こちらを具体的に解説しました。
今回は体験談をふんだんに入れたので長くなりましたが、何となくコンサル仕事のイメージしてもらえたのではないかと思います。
コンサル仕事がつまらないことはありません!
向いているかどうかや、コンサル会社に転職して何を得たいのかによるからです。
なので、コンサル仕事をつまらないと言っている人はコンサルタントに向いていない、というか、そのコンサル会社に向いていないのだと思います。
実際に私もそうですが、所属していたコンサル会社に向いていないと思いましたが、今は個人でコンサル活動を行っていますから。。
ただ、コンサル会社での経験は貴重なものとなりますので、興味があるのであれば是非ともコンサル会社に転職して欲しいと、経験者の私としては思います!
私と同じく、人生が激変するかもしれませんよ。。
以上となりますが、今回の記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです!
➡コンサルについていけない、向いていない人の特徴!コンサルきついは本当か?
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