営業が向いてないと言われた人が向いている人になる方法【体験談】



こんにちは!


営業マンだけど実は中小企業診断士でもある、ことまです。

こっさんと呼んでください。


  • 営業を何年かしているけど、自分は営業が向いていないと思っている
  • 成績がいまいちだし面白くもないので営業を辞めたい
  • 営業が向いている人にはかなわないし、会社を辞めようか迷っている



このような悩みを抱えているあなたに、今回の記事を参考にしていただきたいと思います!



営業って、きついですよね。。

嫌なお客さんとも関係性を構築しなければなりませんし、苦情を聞くのも苦痛。


何より数字に追われる毎日で、売上をあげなければ上司にグチグチ言われるのが苦痛すぎる。。


そんな時って、「私は営業に向いていないかも。。」と考えてしまいますよね。

そうなんだよな。
俺も営業なんだけど、上司にグチグチ言われる毎日で嫌になっちゃうよ。

営業に向いてないんじゃないの?
辞めちゃえ辞めちゃえ。
ついでに人間も辞めろ!

冒頭から強烈な一撃でしゅね。

神様、、
来世は鳥になりたいです。。



分かります!

私もかれこれ営業を18年以上やってますし、コピー機の飛び込み営業からアパレルの新規開拓、既存顧客の営業、コンサル営業等、様々な営業スタイルを経験してますから、営業のつらさは分かっているつもりです。


私は今でこそ売上をあげれる営業のベテランではありますが、営業を始めた当初は「営業が向いてない」と言われましたし、売上があがらなかった時は自分でも「向いていないかも」と悩みました。

でも今では、私は営業に向いていると思いますし、周りもそう思っています。


なぜ、私は営業に向いていない人から向いている人になったのか?

ということで今回は、

  • 営業が向いてないと言われた私はクビ?
  • 営業が向いている人ってどんな人?
  • 営業が向いていないのはあなたの問題ではない!
  • 営業が向いている人になる方法
  • 営業に向いてない人からの脱出方法



以上のお話をしたいと考えてますので、今回の記事があなたの今後の参考になれば嬉しいです!


営業が向いてないと言われた私はクビ?



私は営業をやりたくて営業の仕事を始めたわけではありませんが、


「サラリーマンの仕事はやっぱり営業だろう!」


ということで、なんとなく営業職を希望したんです。

こっちゃんと同じく、ほんと適当な人生だわね。

あい~ん。



そして私は営業を始めた当初、先輩から「お前、営業向いてないな。。」と言われてしまったんですね。

理由は、

  • コミュニケーションがうまく取れない
  • 性格が内向的
  • 数字に弱い
  • 計画性がなく適当



だったらしいです。


まあ私としては、当初は営業が向いていないとは思ってなくて、気にせずに仕事をしながら営業についても先輩に教えてもらっていたんですけど、

何を言ってるのかが理解できない!

「分かりませーん。」

きー!
俺が何も分からない、バカみたいな扱いすんじゃねー!!

鼻水まで垂れてるでしゅね。




とにかく、営業のことはもちろん、数値や事務仕事内容のことは分からないし、何を言っているのかを理解することも難しい。


コミュニケーションスキルとは「対人的なやり取りにおいて、お互いの意思疎通をスムーズにするための能力のこと」です。


この時に私は初めて気づいたのですが、実は私はコミュニケーションスキルが低かったみたいで、先輩の言っていることを1回で理解できないことが多々ありました。

よく考えたら、昔から漫画や小説、雑誌も文章を1回読んでも理解できないので、何回も読み直してましたね。。


相手の言ってることがよく理解できないから支離滅裂な行動をとってしまうし、よく天然って言われてましたが、ただ単に分かっていないだけだったんです。


聞いても分からないのであれば、何回も聞けばいいのですが、私は元々が内向的な性格で照れ屋だったため、同じことを何回も聞くことが恥ずかしくてできなかったんですね。。

分からないまま適当に仕事をしてしまうため、当然お客さんとも会社内でもトラブルが発生する。



そして私は当時、数字面でも非常に弱く、営業利益どころか売上総利益(粗利)のこともよく分かっていなかったですし、お客さんの締め支払い日の計算も弱かったですね。

確かにそれはひどい。



なので、当然私は計画を立てるのが苦手でした。

逆算して考えることができなかったですし、予算の作成方法も分かりません!


こんな感じだったので、周りの人は私に「営業が向いてない」と言ったのです。

そりゃ向いてないよ!
やめちゃいな!

お前が言うなっつーの。




ということで、営業に向いていない私がこのまま働いているとクビになる可能性があったのですが、運良くその会社は倒産したのです!

倒産って。。
運良くねーし、結局クビみたいなもんだろ。。




ともかく、営業が向いてないと言われた私の “向いていない理由” をお話しましたが、営業が向いていない人の特徴については下記の記事も併せてご確認ください。


【参考記事】営業が向いていない人の特徴は気にするな!たった1つの転職すべき基準



では、次に営業が向いている人のお話をしますね!


営業が向いている人ってどんな人?



では、営業が向いている人ってどんな感じでしょうか?

やっぱり営業って、話し上手な人が向いてると思うんだよな。
俺、面白いことも言えないし。。

しかも、、
顔はブサイクだし、バカだし、人間のクズだもんね。

そこまで言ってないでしゅけどね。。

。。。




私は話し上手な人が営業に向いているとは思っていません!

私の周りにも結構いますが、話し上手な人は自分のことばかり話す人が多い傾向にあります。

なんせ、自分は話し上手だと思ってますし、面白いと勘違いしている人もいますから。


私も営業をされることがあるのですが、話し上手だと思っている人はとにかく自分が大好きなんですよ!

だから、、




ほんと、うざいんですよね。

私の会社にたまに来る業者の営業マンがいるのですが、先日も、


営業マン「いやー、今日はほんと暑いですよね!」

私「そうですね。」

営業マン「いやー、電車の中が暑いのに、全然クーラー効いてないんですよ!どうなってるんですかね。でも、そんな暑いのにもかかわらず、格好つけてジャケット着てる若者がいたんですよ。気持ち悪くないですか?あ、私の顔の方が気持ち悪いですよね?失礼しました!ははは。。」


。。。


確かにいるな、自分の話で勝手に盛り上がってるヤツ。。




話し上手だと思っている人は、とにかく自分の話ばっかりします。

これは決して話し上手ではなく、ただの「話が好きなおっさん」なだけです。


話し上手の人より、聞き上手の人の方がよっぽど向いていると思いますね。


そして、私が考える「営業が向いている人」とは、、

売上を上げれる人です!

「しゅわっち!」

しゅわっちじゃねーよ。
それができないから営業に向いてる人がどんな人なのかを知りたいんだろが。。




私が言いたいのは、営業って数字をあげた者勝ちってこと。

つまり、営業が向いていないと言われようが、数字をあげれば、その人は営業が向いていることになるんです。


コミュニケーションが下手だろうが、数字に弱かろうが、バカだろうが。。

バカは言いすぎだし、バカでは無理だろ。




私のアパレル卸会社時代の先輩でめちゃバカな人がいました。

数字に弱くて、先のことを考えれないので営業計画は立てないですし、難しいことを言われても分からない。。


でも、売上は凄いんですね!

先輩を見ていると、大きいお客さんは話が難しいので避けて、小さいお店をひたすら営業するスタイルだったんです。


古臭い営業スタイルなのですが、小さいお店は営業マンがあまり来てくれないので、来てくれるだけでも嬉しいですし、少ないながらも細かい売上を積み重ねることが可能です。

また、大きい会社に依存していないので売上は安定しますよね。

結果、その先輩は毎月安定した売上をあげてました。


正直、私から見てもバカな先輩なのですが、売上をあげていることもあり、周りから誰よりも営業に向いていると言われてましたね。


この例のように、あなたが営業が向いていないと思ってるのは、

「営業成績が良くない」

からであり、仮に成績が良ければ、自分は営業に向いていないと思わないはずです。

確かにそうかもな。。
成績が悪い人間の中で、営業が向いている人ってあまり聞かないし。




例え、話し上手で聞き上手、顧客目線、数字に強く知識と経験が豊富であっても、成績が悪い人は「営業には向いていない」というレッテルを貼られますし、自分でもそう思ってしまいます。

なので、あなたは悩んでいるかもしれませんが、成績を上げれば「営業が向いている人」となるわけですね。


では、どうすればいいのかを次にお話します!


営業が向いていないのはあなたの問題ではない!



先ほど、営業が向いている人は「売上成績が良い人」と私は言いました。

なので、成績が良くない今のあなたは「営業が向いてない人」です。


では、なぜあなたの売上が悪いのかというと、それは、

あなたのせいではなく、会社のせいです!

そうだそうだ!
俺の売上が悪いのは、俺のせいではなくて会社のせいだ!!

さすが、営業不適合者でしゅね。。




私は基本的に、営業がうまくできないのは会社が営業方法をよく分かっていない、指導方法・育成方法が間違っているからだと思っているんですね。

特に中小企業は、とにかく営業方法を営業マン個人に任せすぎです。


理由は、上司や会社が営業を教えられないから。

よくあるのが上司や社長は「もっと売上を上げろ!」とは言うけれど、どうやって売上を上げたらいいのか、本人もよく分かっていないこと。

あるある!
売上あげろと言う癖に、じゃあどうすればいいのか教えてくれないんだよ。




私がコンサルタントとして、社長や営業部長と一緒に会社の事業再生計画を作成しているときに実際にあった話です。


借入金返済計画のための売上数値を設定しているとき、営業部長にどのように売上をあげるのか方法を聞いたのですが、数値は出てきても具体的な案は出てこなかったんですね。


なので、

私「でも、具体的な方法がなければ、この売上数値はいきませんよ?」

とお伝えしたら、


部長「そこは営業マンが考えるのが仕事じゃないですか!」

私「ただ、営業方法が分からないから、今の売上減少になっているんじゃないでしょうか?ここは部長が案を出して、具体的な方法を部下に伝えて指揮した方がいいと思うのですが。。」

部長「ま、まあそうなんですけど、やっぱり現場のことは部下の方がよく分かってますから。。数値目標は私が立てるので、後は部下に任せ、数値に届かない場合はケツ叩きます!」

営業部長とこんなやり取りをして分かったのが、

  • 営業現場のことをよく分かっていないし、具体的な策が何も思いつかない
  • 無茶な数字目標を立てて、後は知らんぷり
  • 営業部長のくせに責任を部下になすりつけようとしている



最低の上司ですね。。

しかも横で黙って聞いている社長もひどい。


この会社は終わっていることを悟り、結局私が具体的な方法を考えて、部長も営業をやってもらうことにしました!

でも、そんなヘタレの上司は俺の会社にもいるんだよな。




そうなんです。

上の例のような情けない営業部長は稀ではなく、結構な割合でいます!


また、もしあなたの上司が昔は営業力があったとしても、今はマネジメントする立場だったとしたら、部下が成果を出せないのも上司のせいです。

そういった上司は古いやり方を押し付けますし、昔たまたま売上があがっていた自分のやりかたを絶賛し、今の営業マンを見下しています。

こんなバカ上司がいる会社にい続けるのは悲劇としか言いようがありませんね。


なので、営業が思うようにできないあなたが取る手段は、しっかりと教えてくれる上司がいる部署に異動するか、そのような会社に転職するしか方法はありません!


そして、実際に私が行った方法を次にお話します!


営業が向いている人になる方法



昔に「営業が向いてない」と言われた私ですが、今は「営業に向いている」と言われていますし、自分でもそう思ってます。


理由は、今までの話で分かると思うのですが、

営業成績が良くなったから、営業に向いていると言われるようになった

単純な話ですね。

それは分かったけど、どうやって成績が良くなったんだよ?



ですよね。

そこが気になるところだとは思いますが、私は特別なことをしたわけではありません。

相変わらず理解力は乏しいですし、自分でも何を言っているか分からないし、当時はまだ数字にも弱かったんです。


そんな私が売上が上がるようになった理由は、

  • 自分のことを分析して、何が得意か不得意かを把握した
  • 自分の営業力が活かせられる会社に転職した



この2つだけです!

たったそれだけ?
ほんとかよ。。



自己分析と職場環境のたった2つだけですが、この2つことで私は営業が向いている人になれたわけで、本当に大切なんですよ!


なので、私はバカですし、転職先ですぐに精神的に病んでしまうため、私のことを理解してくれる人の職場で働こうと考えたんです。

おめぇのことを理解してくれるバカがいるってか?

こっちゃんぐらいじゃないでしゅかね。
バカ同士。

ムカっ!

ぎゃはは!
まさる、あんた頭冴えてるわね!



ある意味、少し当たっているのですが、私を理解してくれる人である、


「友人がいる会社」に転職したんです!

友人は私の理解力のなさを知ってますし、その会社で友人はかなり社長から信頼されているポジションにいたので、私をフォローしてくれました。


でも最初は友人のいる会社に転職しようか、かなり悩んだんですけどね。。

分かる。
私がこっちゃんの会社に後輩として入社するぐらいなら、死を選ぶからね。。

そんなこと言わないで、一緒に頑張ろうよ~。
歓迎するからさ~。えへえへ。

絶対になさそうでしゅね。




なぜ悩んでいたかと言いますと、私の場合は友人と働くなんてなんか恥ずかしいし、正直、友人に仕事できないとかバレたくなかったんです。


でも、入ってみたら大正解で、一気に営業として開花しました!

入社して1年後に売上が良くなり、3年目からはずっと一番の売上をキープしてすることができたのです。


開花した理由は、私のコミュニケーション能力の低さを理解している友人にフォローしてもらうことで、

  • ブラック社長を抑えてもらったこと
  • 小さいアパレル会社に入ることで好き勝手に伸び伸びと営業できたこと
  • 小規模の店から新規開拓を始め、ゆっくりと営業の経験を積めたこと



以上のことが大きかったです。


それでも開花するのに1年かかったのですが、もし友人ではなければ、「こいつ理解力ないしダメだ。。」と思われてガチガチに管理されてたでしょうし、ブラック社長の前で委縮して、自分に合った営業ができず辞めていたと思います!


私は大きい会社みたいな組織がしっかりしているところは合わないこと、指示されたことを完ぺきにこなすことは難しいけれど、自分一人で開拓していくことは好きであることが今までの転職経験で分かってました。

また、新規開拓でも、コピー機や保険営業みたいな、過酷な飛び込み営業が向いていないことも経験で分かりましたしね。。

私が「営業が向いていない人」から「営業が向いている人」になった理由は、自分の弱い部分を補ってくれる人の下で、自分の強い部分を活かせる環境で売上があがるようになったからです。



不思議なもので、営業成績が良くなると自分は営業に向いていると思うようになりますし、周りからもそう言われるんですよね。

なので、もしあなたが今、営業に向いていないと言われていても気にする必要はありませんし、売上があがるようになれば、あなた自身も周りも変わります。


売上UP方法の詳細については、下記記事を併せてお読みいただけると理解が深まると思います。


【参考記事】営業成績が悪いから辞めたい、辛い、やりたくない。。営業のコツを秘密で教えます



また、自己分析方法については、下記の記事が参考になると思いますよ!


自己分析できない転職者向け!簡単なやり方を7回経験者が教えます


最後に




いかがでしたでしょうか?

今回は「営業が向いてないと言われた人が営業が向いている人になる方法」として、

  • 営業が向いてないと言われた私はクビ?
  • 営業が向いている人ってどんな人?
  • 営業が向いていないのはあなたの問題ではない!
  • 営業が向いている人になる方法



以上のお話をさせていただきました。


営業が向いているか向いていないかは結果論です。

能力が高くても成績が悪ければ、その人は営業が向いていないとなりますし、能力が低くても成績が継続的に良ければ、営業が向いているとなります。


なので、営業成績をよくすれば「営業が向いてない」というあなたの悩みは解決するんですね。

ただ成績を良くするためには、自分のことを理解して、自分の弱みを補え、強みを活かせられる職場でないと難しいです。



営業が向いてないのはあなたのせいではなく会社のせいなので、もし、今の職場では難しいのであれば、私みたいに「転職」したほうがいいと思います。

私の経験上、同じ職場で今まで営業成績が散々だったのに、急にトップセールスマンになるということはないです!


なぜなら、あなたが活きる環境ではないから。


私は自分を理解してくれる人がいて、私の力が活きる職場に転職したことで売上が上がるようになりました。


環境は本当に大事です。

もし今の環境が嫌で耐えられないのであれば、下記記事を参考にして欲しいのですが、私みたいに別に逃げてもいいと思います。


【参考記事】転職で逃げるのは甘え?いいえ逃げるが勝ちです!7回転職した私の考え


営業に向いてないと言われた私でも何とかなりましたが、別に営業にこだわることもないと思います。

どうしても営業が嫌なのであれば、営業以外の仕事をするのはありだと思いますし、私も実際に営業を辞めてデスクワークをしましたから。


もし今回の記事を読んで、転職のことを少しでも考えるようなのであれば、下記記事を参考にしてください!


ネガティブ営業マンは転職が難しい?失敗しないおすすめの方法!



今回の記事が少しでもあなたの今後のヒントになれば嬉しいです!


凄い営業マンになってあなたの人生を変える方法



どうすれば「あなたが営業で仕事ができる男」になれるのか!?




私は過去、何となく営業をして何となく成績が上がっていました。

なので、どうすれば「営業で仕事ができる男」になれるのか、明確にするのに時間がかかり、とうとう40歳を超えてしまったんです!


ただ、コンサルタントといった寄り道等の7回の転職経験や長い営業経験があったからこそ、営業で仕事ができるワークを開発できたんですね!!


営業は小手先のテクニックや運に任せたやり方では継続的に安定した売上を達成することはできません。

そして営業ができる人や他者のやり方を真似ても状況は良くならないんです。


なぜなら、それは “その人のやり方” だからなんですよ!


つまり、営業ができる人のやり方は、その人の強みや環境があってこそなので、あなたには当てはまらない場合が多いということです。

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