ブラック企業あるある体験談 知らずに入った会社で警察にお世話になった私のエピソード



こんにちは!


中小企業診断士でブラック企業に縁がある営業マン、ことまです。

こっさんと呼んでください。


  • 転職したばっかりだけど会社がブラックだから辞めたい!
  • 本当にうちの会社はブラックなのか!?
  • ブラック企業あるある体験談を聞きたい!



以上のことで悩んでいるあなたに、是非とも今回の記事を参考にしていただければと思います。

今回は、私がブラック営業会社に入社して3ヶ月で退職した話をしたいと思います!

厳密に言うと、3ヶ月弱なので2ヶ月ちょっとなのですが、恥ずかしいので3ヶ月にしておいてください。(笑)

そんな目くそ鼻くそみたいな見栄を張るなっての。



そもそもなぜブラック企業に入社したかと言いますと、ブラックとは知らなかったからです。

私はIT業界に行きたかったのですが、求人内容をよく読んでいないで、勝手にIT業界だと思って入社したら、実はゴリゴリのコピー機販売会社だったんですね。

マジ?
そんなバカなことがあり得るのかよ。。

バカの極みでしゅ。

こっちゃんを上回るバカね。。



まあ、普通に考えたらあり得ない話ですよね。(笑)

まだ私も若く転職に慣れていない頃だったので、しょうがないです。。


「これからはITだ!」


と思って勇んで入社したのですが、いきなり研修合宿ということで東京で同僚と3人暮らしを始めたのです。


これが地獄の始まりだったんですよね。。

ということで今回は、

  • ブラック企業あるある 知らずに変な会社に入ってしまった!
  • ブラック会社で警察のお世話になった私の体験談
  • ブラック企業から早く逃げろー!!
  • ブラック会社を辞めるコツ



以上の私の経験話をさせていただきますね!

ブラック企業あるある 知らずに変な会社に入ってしまった!



そもそもIT業界だと間違って入社した、コピー機販売の営業会社。


元々は教材を販売している会社で、これからコピー機を販売していくらしい。。

で、どんな仕事かと簡単に言えば、大塚商会とかコピー機の営業電話や訪問が会社にたまに来ると思うんですけど、そんな押し売り営業的な仕事です!

すでに怪しいだろ。。



私はパソコンを使いこなすような仕事と思ってたのが、なぜかコピー機販売。


「あれ?おっかしーな。」


と思った記憶がありますが、今でもなぜ、どういった経緯、考えで入ったのかは思い出せません。(笑)

ただ、何も考えてなかったんだと思いますね。。


若いって怖い!

いやいや、ただのバカだろ。

でしゅね。



。。。


そして、なにかよく分からないまま、いきなり研修で東京に飛ばされ、東京支店の近くに住み込み。


で、当社の社長は見るからにうさん臭く、まるでチンピラ。

私が東京へ出発する時に駅へ送ってもらう前に、そのチンピラ社長はファミレスで私に熱く語ってましたよ。





だって。。

とる、って漢字がやばい。
まるでヤーちゃん会社じゃねーかよ。。

失敗したら消されるかもしれないでしゅね。。



ですよね。。

私も「この人、大丈夫!?」と思いましたが、もう東京に行くしかなかったんですよ。

なにしろ、断ったら消されるかもしれないので。。

まあ日本を殺るぐらいだから、それぐらいはするかもね。。




そして、東京ではすでに少し前から住み込みをしていた同僚の2人が滞在中。

挨拶もそこそこに、いきなり研修として山に連れていかれ、違う会社の人たちと共同で合宿することになったんですね。

うわ、こわ。。



で、その合宿はまるで軍隊でした。(笑)


腕立てや腹筋、山の中を走りまくり、帰ってきてからは勉強かと思いきや、座禅。

そして合間に、テーマを決めてどうやって相手を言い負かすかの討論合戦。


いかに自分を追い込めるか、相手を追い込むか。。

もう根性論の世界でしたね。


そして、夜は炎を囲んで大声大会で締めました!

なんかテレビで見たことあるな、そんな合宿。
俺はパス。。

こっちゃんも、その腐った根性を叩き直してもらったほうがいいわね。




二泊三日の最終日は、山の中ラリー。

その後に、教官から最後の質問で、


「お前のライバルは誰だ!?」


ですって。


。。。




と思いながらも、、


「教官、ライバルは自分です!!」

すっかり洗脳されてんじゃねーかよ。




「変な会社に入ってしまったかも。。」


と気付いた私はすでに遅かったんですよね。。


ブラック会社で警察のお世話になった私の体験談



軍隊合宿から戻ってきた私は、次の日から東京の会社の方に出社しました。


東京支店と聞いていたのですが実は違っていて、出社した会社には軍隊合宿で一緒だった他社メンバーがいたんですね。

つまり、支店ではなく私達みたいな新人を教育する訓練所みたいなところだったんです!


コピー機販売の営業マン製造工場。


もう地獄でしたね。。

ほんと軍隊。


朝、出社した瞬間から音楽が大音量で流れており、挨拶は大声で


「オッス!!」

「声が小さい!」

こえ~。
俺は絶対に無理~。



そして、朝からひたすらテレアポ。


しかも立った状態でアポが取れるまで座れず、昼までにアポが取れなかった場合は昼からボロカスに怒られるわけですよ。

3日もアポが取れない日には、テレアポ中にお尻を蹴られ、「もう会社辞めろ!」「人間辞めろ!」だの、ノイローゼになりそうなことを大声で叫ばれます。


「この会社、ブラックすぎる。。」


私が隣で聞いてても、ひどいのなんのって。

もう完全にクズ扱いでしたね。


「お前はクズだ!ゴミだ!!」

「ゴミですみません。。」



そんなゴミ発言に加え、教官は座りながら机に足をのせて、あらゆる罵詈雑言を浴びせまくる。

今の時代にこんなことやってたら訴えられるぐらいですよ。(笑)


で、アポの取り方も営業方法も論理的な方法ではなく、とにかく根性と同情論。


それに、アポを取って訪問しても、私は全然コピー機の知識もないし高額なので全然売れないんですよね。。

そして、売れずに帰ってくるとボロカス言われるわけですよ。


「なぜ売れてないのに帰ってきたの?」

「それでいいのなら、、」

ゾ~。



ですよね。。


教官曰く、売れるまでその場所に居続けろ、帰ってくるなだって。。


ある日、夕方に会社が少し騒がしくなり何があったのか聞いてみたところ、同僚が警察に捕まったそうだ。

理由は、お客さんにコピー機の契約を断られたけれど、ずっとその会社に居続けたために警察を呼ばれて連れていかれたらしい。

まるで犯罪者だな。。

そんな営業マンがきたら怖いでしゅ。。



凄い!

教官の教えを守った結果が警察に連行!


「明日は我が身。。」


と思いつつ、来る日も来る日もアポを取る。

でも、営業に出ても全然売れない。


売れずに帰るわけにも行かないから、夜まで通りがかりの店や会社に飛び込み営業をする日々が続きました。


でも、私もとうとうやっちゃいましたよ!

私は売れてないから必死だったので、ある日、教官の教えを守りコピー機を売るまで会社に居続けたのです。

いらないと言われても、出て行けと言われても。。


すると警察を呼ばれてしまったんです!

いよいよ、こっさんも前科1犯か。。

犯罪者さん、さようならでしゅ。

「犯罪者はヤダ~!」




まあ、警察とはその場の話で終わり、無事に帰してもらったんですけどね。。

いやー、犯罪者にならなくて良かった良かった!

ちっ。

残念でしゅ。



。。。


これがきっかけで、まだ3ヶ月(厳密に言うと3カ月弱)でしたが私は辞めることを決意したのです。


まあ、3ヶ月もよく頑張ったと思います!

1ヶ月で辞めるよりは長くもちましたからね。(笑)


【関連記事】社長と合わないなら今すぐ辞めろ! 1ヶ月で辞めた私が思う短期間転職のメリット


ブラック企業から早く逃げろー!!



私はブラック営業会社を辞める決意をしました。


もう今すぐにでも東京から帰りたい、この会社から消えたい。

なので、私は逃げることにしたのです。


一応社長には電話で伝え、その日で辞めて、次の日に帰りました。

逃げるのだけは早い。



辞めた後に帰ったときは情けない気持ちでいっぱいでしたが、私はすぐに辞めて良かったと思ってます。

そのままブラック会社に居続けても私の弱っちい精神力では、絶対に病んでいたと思いますから。。


ブラック企業に長居は禁物です!



ブラックと言えば、、私の別の会社の話で、会社に長く勤めていた上司がいたのですが、その人が辞める時も大変そうでした。

なにしろ長いこと所属していたので、社長は辞めさせたくない。


結果、しばらく辞めさせてもらえなかったのですが、その間に嫌がらせはされるわ、叩かれるわでもうボロボロになって、めちゃ可哀想でしたね。。


上記のような例もありますので、もしあなたが入った会社がブラック企業だった場合は長居することなく、すぐに逃げることをおすすめします!


まあ、私の場合はロクに調べずに何も考えず入社してしまったので、全部私が悪いんですけど。。


そんなブラック経験者の私が言えることは、転職する際はしっかりと転職先が何をしているのか、ブラックではないのかをしっかりとチェックしたほうが良いということです!

私みたいになりたくなければ、是非とも下記記事を読んでおいてください。。


【参考記事】30代の面接質問でブラック企業かどうかを確認する私の方法

こっさんみたいなバカなヤツはいねぇよ。
でもよく、ブラック企業をすんなり辞めれたよな。



ですよね。

次にブラック会社をうまく辞めるコツをお話します!


ブラック会社を辞めるコツ



ブラック企業からの退職方法ですが、とにかく「逃げること」です!


会社でブラック社長に退職することを話してあっさり認められればいいのですが、うまく丸め込まれたり、辞めさせないように無視される可能性もあります。

ひどい場合だと暴力を振るわれるかもしれません。


私は何も考えずに逃げたおかげで、その後にえらい目に遭いましたが、あなたはできれば計画的に逃げて欲しいと思います!


逃げる場合は基本、電話一本入れて「今日で辞めます」でいいのですが、電話する前に準備しておくことがあります。

まずは退職日を決める必要がありますが、一般的に退職日は「退職届の発送日から最短で2週間後」となります。


なぜなら民法で「退職の申し入れ日から2週間後が退職日」と規定されているからです。


退職日の設定についての例外は、有給休暇が2週間以上残っている場合ですが、この場合は退職日を有給休暇の最終日に設定してOKですよ!


そしてほとんどの人は、退職の意思表示から実際の退職日まで2週間待つ必要がありますが、その間は有給休暇もしくは欠勤扱いにしてもらうよう会社にお願いするのがいいと思います。

でも、嫌がらせするような会社だったらどうすんだよ?



その場合は、最悪、弁護士を使うのがいいと思います。

ブラック企業は普通の会社ではありませんから!


でも、できれば弁護士は避けたいですよね。。

お金がかかるし面倒くさいし、何より精神的によくありませんし。。


なので、できるだけ弁護士を使わない方が良いと思うので、ブラック会社を辞める時は、

  • 欲をかかない
  • 証拠を押さえておく
  • 転職先を見つけておく



以上の3つを実行してください!

順にご説明します!


欲をかかない



欲をかかないとは、給料とか退職金等、お金の件です。


たまにあるのが、辞める時に弁護士をたてて残業代を請求したり、賠償金を請求したりすることですが、やめておいたほうがいいと思います!

なんでよ!
本来、もらうべき金だろ?



なんせ、相手はブラック企業ですよ!?

何をしてくるか分かりません!


ブラック企業の場合、怖いのは見境なく攻撃してくることなんですよ。。

普通の会社ではあり得ないことが起こるのがブラック企業!


私の場合は下の記事に記載してますが、辞め方に失敗して退職後に前社長に殴られ、追い込まれた結果、自殺を考えたことがあるんですね。。


【参考記事】仕事で失敗。死にたい。。死がよぎった私の実体験と回避できた理由


ブラック企業の場合、辞める前の1ヶ月分の給与が払われない可能性もあります。

現に私はブラック会社を辞めるとき、給料を諦めました。


もちろん交渉はすべきですが、過度な交渉は私みたいに後ほど相手から攻撃を受ける可能性もあり、リスクが高くなります。

大事なことはブラック企業から脱出することなので、欲をかかず給与の減額ぐらいであれば、交渉に力を割かずさっさと逃げた方がいいと思いますよ!


私みたいに恨まれたくなければ。。


証拠を押さえておく



ブラック企業の場合、退職するときに理不尽な要求をしてきたり、訴えてくる可能性もあります。

なので、残業時間をずっとメモにしておくとか、上司や社長の言動を録音するなり防御もしておいたほうがいいですね!


裁判は私も経験がありますが、本当に時間もお金もかかりますし、精神的にもしんどいです。

なので、あなたがブラック企業の証拠で裁判を起こすことには反対ですが、いざとなった時のために防御策としてとっておいてください!


転職先を見つけておく



私の場合は、我慢が出来ずその日で退職してしまいましたが、できれば次の職場を見つけてから辞めた方がいいです!


ブラック企業であればすぐにでも脱出する方がいいのですが、次の仕事先が決まっていなければ私みたいに辞めてからお金に困ることになります。

会社を辞めてから仕事を探し出すと、採用が決まるまで時間がかかりますし、その間は給料もありません。


結果、お金がなくなってくる恐怖と、早く就職しなければという焦りで、またまたブラック企業に入社してしまう可能性があるんですね。。


【参考記事】次の仕事決まってないけど辞める!デメリットと焦った私の悲惨話



また、転職活動をしていると、ブラック企業にいたとしても心の余裕ができます!

他にも色々と良い会社があると分かり、「転職したらもうこの先、仕事がない」といった妄想もなくなります。


なので、今すぐにでも転職活動をしたほうがいいと思います!



逃げの転職でも全然かまいません。

何せ私は人生、逃げまくってますから。(笑)


たとえ、今は逃げても次の会社で挽回すれば、結果的には逃げではなくなりますから。。

なので、気にしないで早くブラック企業から逃げてくださいね!


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最後に



いかがでしたでしょうか?

今回は「【ブラック企業あるある体験談】知らずに入った会社で警察にお世話になった私のエピソード」として、

  • ブラック企業あるある 知らずに変な会社に入ってしまった!
  • ブラック会社で警察のお世話になった私の体験談
  • ブラック企業から早く逃げろー!!
  • ブラック会社を辞めるコツ



以上の私の経験話をさせていただきました!


ブラック企業でも学べるものは多少あります。

私の場合は、飛び込み営業の度胸はつきました。


でも、長く残ると辞めづらくなるため、長居は禁物です!


なので欲をかかずにさっさと退職すること、いざとなった時の証拠を集め、転職先を見つけて計画的に逃げちゃってください!


あなたが無事にブラック企業から逃げれることを私は心底祈っていますよ!!


 

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